東大との交流戦は東京・京都で交互に開催されています。昨年は調布市のアミノバイタルフィールドで試合が行われ、42-31で京大が勝利しています。
双青戦の名前の由来ですが、2009年度に東大-京大の約30競技の定期戦が統合され、大会の名称は交互に入れ替わる主管側の大学名を前に付ける形で、京都大学東京大学総合対校戦(09年度)、 東京大学京都大学総合対校戦(10年度)と呼ばれていましたが、「長すぎる」「毎年変わり分かりにくい」などの指摘あり、双青戦に統一されました。「双青」は東大のスクールカラーが淡青、京大が濃青にちなん だものです。なお、両大学のスクールカラーの由来も1920年のボート部の対校戦にあるということです。
これまでの対戦成績は京大48勝13敗1引き分けですが、2010年以降は京大10勝5敗になります。
(前半)
--1Q--
200名近い東大京大のアメフト部員が集まっているのも実に壮観です。京大は前回の農Gでの対戦(2024年)では負けていますので、今回はぜひ勝ってもらいたいところです。
東大のキックオフで試合が始まりました。キックは直接アウトバウンズしましたので、京大は自陣35ヤードからの攻撃です。QB#17平岡君からWR#19辻君にパス。平岡君、辻君は高槻高校出身ですが、辻君は陸上部出身。これも不思議な縁です。WR#2廣田君のブロックで走路が空いて辻君は大きくゲインします。続いてRB#29赤田君が相手をぐいぐい押して9ヤードゲイン(どんだけ凄いパワーやねん)。さらにRB#49後藤君の素早いプレーでフレッシュを取ります。いいリズムです。そしてQB#17平岡君からWR#19辻君にTDパスが決まります。 PATも決まり7点を先行します。
東大の攻撃時にファンブル発生。LB#5澤君の強烈なタックルでピッチを受けた相手選手がボールをこぼし、それをLB#52橋本君が確保してターンオーバー。再び京大の攻撃になります。WR#86丸山君へのTDパスは決まったと思いましたが惜しくも不成功。東大のDBの選手の手が伸びてボールを叩き落としました。4thダウンになり京大はFGを選択。けっこう42ヤードの長い距離のアテンプトです。K#33宮出君が蹴ったボールはバーに当たる音がするも弾き返されずにゴールポスト内に収まり成功。3点が追加されます。
東大の攻撃は続かずパントで攻撃権放棄。しかし、このパントが絶妙で京大は自陣1ヤード付近の危険なところからの攻撃開始になります。まずはRB#29赤田君が6ヤードほどゲインし、さらにRB#21鈴木太陽君がフレッシュを取って危険地帯を脱しました。安心したのも束の間、今度は京大にファンブル発生。ん?どちらが取ったか。京大がリカバーしたようです。3rdダウンロングの状況でクォータータイム。
--2Q--
攻撃する向きが替わります。太陽を背にして東山に向かって攻めます。QB#17平岡君はひょいと意表を突くショベルパスをRB#29赤田君に投げました。これは効果てきめん。大きくゲインしました。さらにRB#21鈴木太陽君が大きくゲインして50ヤードのハーフウェイラインまで進みフレッシュ。3rdダウンコンバージョンはWR#19辻君にパスが決まりフレッシュ。
さらにゲインを重ねるものの4thダウンになりました。どうしますか。相手陣25ヤード付近、残り2ヤード。おぉギャンブルです。その攻めの姿勢、いいですね。RB#29赤田君、ここもパワー炸裂でフレッシュを取ります。しかし、東大のディフェンスも粘りTDは許しません。4thダウンになり京大はFGを狙いますが、ここは不成功。
前半残り時間ぎりぎりで東大は粘りますが、結局どちらも得点することができず前半終わって10-0。
(後半)
--3Q--
後半は東大がレシーブ。京大ディフェンスは溌溂をプレーしています。LB#5澤君がロスさせ、このシリーズは3&アウトで終わらせます。京大は自陣21ヤード付近からの攻撃開始。QB#17平岡君からWR#19辻君にパスが決まりフレッシュ。さらにWR#88中山君にパスが決まり大きくゲインして相手陣まで来ました。さらにRB#29赤田君。セカンドエフォートが凄い。ここで東大もQBサックで京大を大きくロスさせました。QB#17平岡君は動じることなく、WR#88中山君にロングパスを決めレッドゾーン付近まで。当然フレッシュです。ここでRB#49後藤君が密集地帯を突き進み5ヤードほどゲイン。今日はいいシーンがいろいろ観ることができます。QBは#15中西君。ハンドオフされたボールがこぼれますが、しっかり確保して進みフレッシュ。高槻高校ですがラグビー部出身。下回生の頃は怪我に泣かされたようですがチームをずっと支えてきました。そして仕上げはRB#29赤田君。中央を突きぬけました。PATも成功です。SN#77前橋君、H#4札埜君、K#33宮出君。安定のトリオです。成功後に宮出君と札埜君が成功のタッチ。
京大のキックで再開。リターナーが京大タックルを外し、何と独走のキックオフリターンTD。京大が得点した後にすぐに取り返されました。これで17-7。
京大のリターンですがボールがこぼれます。太陽が目に入ったのでしょうか。幸い京大が確保しましたが、次のプレーでもディレイオブゲームで罰退します。モメンタムが東大に行き始めているのでしょうか。これを断ち切ったのは京大活躍のRB#29赤田君。タックルを受けても足が止まりません。RB#49後藤君もいい走りです。相手陣まで来ました。
--4Q--
最終Qになりました。3rdダウンコンバージョンの場面から再開です。QB#17平岡君からのパスは読まれていたのかインターセプトされます。東大の応援席も沸いています。東大のパスをDB#27山下君がナイスパスカット。結局4thダウンになり、東大は攻撃権放棄。よく凌ぎました。東大もナイスパント。京大は自陣9ヤード付近からの攻撃になります。またもRB#29赤田君。さらにRB#21鈴木太陽君が大きくゲイン。TE#86丸山君にパスが決まり相手陣深くまで。京大の攻撃は面白いように進んでいきます。相手陣30ヤードで3rdダウン1の場面でQBに#15中西君が登場。RB#29赤田君がダイブしてフレッシュ。さらに中西君のキーププレーで8ヤードほどゲイン。エンドゾーンは見えてきました。そしてここもRB#29赤田君。タックルを受けてもそれを跳ね返しながらエンドゾーンまで突き抜けます。京大のオフェンスラインもいい仕事をしています。PATも決まり24-7と突き放します。
東大も素晴らしいランがあり、一気に京大陣深くまで進みます。さらにランであと10ヤード少し。ここで東大は痛恨のファンブル。ボールを確保したのは京大DL#97津田君でしたが、ボールを叩いたのはDL#96吉森君でしょうか。ベンチに帰ってきて皆からタッチされていました。たしか吉森君は昨年OLだったような気もします。その前がDL? このターンオーバーが無ければ得点を取られるところでしたのでビッグプレーといえます。京大は時間をかけて攻撃します。
京大は結局パントになりましたが、大きく陣地を戻すことができました。京大#4札埜君、ナイスタックル。東大は反撃したかったところですがファンブル発生。DL#13柴田君がボールを確保し、ターンオーバーで京大は相手陣25ヤードのいい場所からの攻撃に。QBは#15中西君。もう一本取ってほしいところです。願いが通じました。RB#29赤田君が本日3本目のTD。簡単に取れてしまったので、赤田君はやや困惑しています。じっくり時間をかけてということでしょうか。そういえば2013年に京大が立命館に勝った時の話ですが、わざとセイフティで2点献上したということがありました。
京大のキックで試合再開しますが、リターナーがフェアキャッチの合図をして何故か走ります。やはりフェアキャッチでした。東大は最後の意地をみせます。京大陣に入ってきました。タイムアウトが無いのでノーハドルで攻撃。パスが決まり外に出て時計が止まります。残り時間8秒。パス失敗。時計は止まります。残り1秒。最後のパス失敗で試合終了。京大が31-7で勝ちました。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
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京都大学 |
10 | 0 |
7 |
14 |
31 |
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東京大学 |
0 |
0 |
7 |
0 |
7 |
(スタッツ)
(メンバー表)
京大メンバー表(スターティングメンバー)
京大メンバー表(ロースター)
(過去の双青戦の様子)
京大 東大
2025年 42 - 31 (観戦記なし)
2024年 13 - 21 京大負け
2023年 14 - 20 (観戦記なし)京大負け
2022年 34 - 7
(2020、2021年はコロナのため中止)
2019年 16 - 6
2018年 28 - 14 (観戦記なし)
2017年 35 - 0
2016年 7 - 42 京大負け
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(2015年以前の観戦記はアーカイブしています)
(rtvハイライト)
(2026.5.10アップ)
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