春の対戦では14-40で敗戦しました。今秋はまだ勝ち星に恵まれていませんが、2013年の時のように圧倒してもらいたいものです。
(前半)
(1Q)
立命館大学レシーブで試合が始まりますが、いきなりのオンサイドキック。K#33宮出君がボールをセットして助走のために後ろに戻る時に横から#25仲北君が不意打ちの転がしキック。しかし、立命館大はオンサイドキックに気をつけろと声を掛け合っていました。結局、立命館大はいい位置からの攻撃で、このドライブはTDにつなげます。
立命館大のキックで試合が再開しますが、直接エンドゾーンまで飛び、京大はタッチバックにします。京大は自陣25ヤードからの攻撃開始。最初のプレーはQB#18浦田君のキープで7ヤードほどゲイン。さらにRB#32長田君がナイスランでフレッシュ。3rdダウンコンバージョンでRB#39内藤君にパスが決まりフレッシュ。相手陣まで入ってきました。しかし、攻撃続かずパントになりましたがスナップが乱れてパンターの浦田君がなんとか蹴り出そうとしますが、そのキックをブロックされて陣地を回復することができませんでした。この立命館大のドライブも京大22ヤード付近の好位置からの攻撃になります。京大ディフェンスはゴール前で粘りましたが結局TDを許してしまいます。1Q残り2分30秒で0-14とリードされます。
(2Q)
立命館大の攻撃が続きます。相手QBから投げられたパスはDB#7阿部君があわやインターセプトでしたが弾いてしまいました。残念がっています。その後、立命館大はパスが成功して京大陣に入ってきました。ここはパス攻撃がうまく効いてレッドゾーンまでもうすぐというところまできました。結局、立命館大は3本目のTD。
立命館のTD後のキックは直接エンドゾーン入りましたのでまたもタッチバックになり京大は25ヤードからの攻撃。#32長田君、RB#29赤田君のRB陣が頑張りますが、フォルススタートの反則で5ヤード罰退。いやな流れかなと思いましたが、立命館大もレイトヒットの反則で15ヤード進んでオートマチック1stダウン。流れが来たかなと思いましたがQBサックを受け大きくロスしてしまい、結局パントで攻撃権放棄。前半残り時間少なくなって立命館大はFG。しかし、ここは不成功。前半残り時間35秒で京大は攻撃権を得ましたが、時間を流して前半終了。京大は相手陣深くまで入ることもなく0-21で折り返します。
試合開始直後の意表を突いたオンサイドキック失敗やパントブロックなどで相手にみすみすチャンスを与えてしまったことが失点につながっていますが、オフェンスは相手陣深くまで入ることができなかったのがもの足りないところです。後半に期待しましょう。
(後半)
(3Q)
立命館大のキックで後半開始。またもタッチバックです。それにしても立命館大のキック力は凄い。京大は前半封印していたパス攻撃。WR#85上田君が4ヤードゲイン。そしてTE#89植野君にもパスが決まり1stダウンを取った後、再びWR#85上田君に1発TD狙いのロングパスが投げられますが不成功。後半開始直後の不安定?な時間を狙った京大の連続パス攻撃でしたが立命館大ディフェンスも落ち着いて対応してきました。次はRB#3前川君のラン。密集地帯で止められてかと思いましたが、相手タックルを振り切って一気にナイスラン。ハーフラインを越えてきました。当然フレッシュです。さらにTE#89植野君にパスが決まり連続フレッシュ。いいリズムじゃないですか。さらにさらにWR#2廣田君へのパス。相手DBとのマッチアップですが相手が勝りました。ここで伝家の宝刀、QB#18浦田君のキーププレーで残り25ヤードまで。モメンタムは完全に京大に来ています。WR#85上田君にパスが決まり、続いてまたもQB浦田君のキープ。残り4ヤード。RB#29赤田君が出てきました。ここはパワープレーでTDを狙うようです。しかし立命館ディフェンスの壁は厚く1ヤードのゲイン。ここからが本当の勝負です。まずQB浦田君がキープで持ち込もうとしますが、読まれていたようで弾き返されました。3rdダウンコンバージョンになりTDパスが投げられました。エンドゾーンでWR#83中村君がキャッチしましたが相手ディフェンダーがボールを掻き出したようです。残り3ヤードですので4thダウンギャンブルに行きます。逆をついたパスが投げられますが不成功。あ~残念。攻守交替となります。
しかし、まだセイフティのチャンスがあります。立命館大も苦しいところからなかなか抜け出せません。DB#7阿部君のナイスタックルもあり、結局、エンドゾーン内でのパントキック。これがナイスキックで立命館大は大きく陣地を回復させます。
さあ、ここからもう一度ドライブが始まります。自陣39ヤードからの京大の攻撃。WR#81浅川君にパス成功で5ヤードほどゲイン。そしてWR#85上田君にパスが決まって大きくゲインし相手陣25ヤード付近まで来ました。RB#32長田君にピッチしてさらに7ヤードほどゲインしてレッドゾーンに入ってきました。パス失敗後にQBキープでTDを狙います。立命館ディフェンダーがサイドラインに押し出して何とか阻止しましたが残り1ヤード。そしてQB浦田君が自ら突っ込みました。まさに意地のTDでした。新生のいぶきが応援団、観客席から歌い上げられます。PATも成功し7-21とします。PATはSN#77前橋君、H#21中村陽大君、K#33宮出君。PAT成功で中村君と宮出君はタッチ。このドライブは立命館ディフェンスに仕事をさせなかったナイスドライブでした。3Q残り49秒。
さて、キックオフはどうしますか。やはりオンサイドキックです。しかし成功せず。いよいよ最終Qになりました。
(4Q)
立命館大にゴリゴリ進まれレッドゾーン近くまで攻められています。この流れを止めたのは京大DB#27山下君。ナイスインターセプトで攻守交替。しかし、自陣1ヤードですのでセイフティの危険性はあります。QB#18浦田君がなんとか窮屈な場所からランで脱しますが、相手の強烈なタックルでヘルメットオフ。ワンプレーは外に出る必要があります。QBの#17平岡君はいつでも入れるように準備しているので安心です。RB#3前川君にハンドオフしました。緊急事態の対応、ありがとう。QB#18浦田君が戻ってきました。さて、ここでどうする? パスが投じられましたがサインミスでしょうか。パスインターセプトで再び攻守交替。そしてゴール前1ヤードのピンチ。ここは仕方がありません。TDを奪われ7-28になりました。試合残り時間は9分です。
京大の攻撃、WR#85上田君にパスが決まり大きくゲインし相手陣まで。そしてQB#18浦田君が相手の間隙をぬって独走しTD。京大のこの攻撃ドライブはたった2プレーで完成させ14-28になりました。先ほどのインターセプトからの失点が実に悔やまれます。
さて、次もオンサイドキックですか。これはサイドラインを割ったようで立命館大はいい位置からの攻撃になります。成功すれば美味しいですがリスクが伴うことは百も承知です。失点は恐れず少しでもチャンスがあれば賭けましょう。
京大陣での立命館大の攻撃、LB#54石田君がナイスタックルで相手RBを止めました。スターティングメンバーに名前が無かったのですがDB5人体制で当初はパスを防ぐ布陣でだったようです。立命館大は時計を進めるためにランでゴリゴリ進んでいきます。ゴール前で京大ディフェンスは粘ります。4thダウンになりFGで留めました。しかし3ポゼッション差の14-31。
立命館大のキックはまたもタッチバック。京大は自陣25ヤードからの攻撃開始。残り時間は3分24秒。ここでまたしてもWR#85上田君へのロングパス。もしかするとTDになっていたかもというビッグプレーでした。京大は相手陣23ヤード付近からの1stダウン10。RB#32長田君、ナイスランでフレッシュ。残り12ヤードになりました。しかし、ここからエンドゾーンが遠く4thダウンになりました。ちょうどオフィシャルの2minutesタイムアウトが取られます。えっ、ここでFGなんかい。もしかしてスペシャルプレー?(ホルダーが持って走るとか、あるいはパスするとか。)K#33宮出君が普通に蹴ってFG成功。3点返して17-31。2ポゼッションに戻しました。たしかにTDをとっても同じです。TDをという感情よりも戦況を冷静に考える必要があります。試合残り時間1分52秒。
この試合4度目のオンサイドキック。ここまでくるとそろそろ成功するのではという希望(願望)が沸いてきます。京大は開幕の関大戦において4Qで見事に決めています。Chat GPTにオンサイドキックの成功率を聞いてみたところ国内の大学のデータはありませんが10-15%の成功率と答えてくれました。ということは今度2回オンサイドキックが連続してきまる確率は約1%、併せてTDを2回取ってニテコンに成功すれば逆転できます。可能性はゼロではありません。(とはいっても非常に低い確率ですが最後まであきらめないのがギャングスターズです。)
現実はそんな甘いものではありませんでした。4回目も決まらず、立命館大の攻撃はランで確実に時間を進めます。京大サイドからはボールを掻き出せという声が飛んでいます。時計がゼロになり試合終了。17-31で敗戦です。
立命館大の得点は試合開始直後のオンサイドキック失敗、スナップミスからのパントブロック、パスインターセプトが起点になっています。相手にチャンスを与えて取られた気がしないでもありません(私の勝手な印象で、やはり立命館大の実力の賜物には違いないのですが)。次はいよいよ京関戦です。Beat KGを果たしてください。
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
計 |
|
京都大学 |
0 |
0 |
7 |
10 |
17 |
立命館大学 |
14 |
7 |
0 |
10 |
31 |
(スタッツ)
(メンバー表)
京大メンバー表(スターティングメンバー)
京大メンバー表(ロースター)
(rtv:アメフトライブハイライト)
(浦田君のコメント)
https://www.instagram.com/amefootlivejp/reel/DO06Kg_EQus/
(最近の対戦)年号をクリックすると観戦記が出てきます。
京大 立命館大
2025年春 14 - 40
2024年 7 - 28
2023年 27 - 45
2022年 14 - 28
2019年 13 - 24
2018年 7 - 24
2017年 17 - 66
2016年 3 - 28
↑ 西暦の上をクリックするとその年の観戦記が出ています。
2015年 0 - 44
2014年 7 - 38
2013年 20 - 2(勝利)rtv(You tube)
2012年 0 - 29
2011年 0 - 10
(2025.9.21アップ)
<管理人作業用> 今年度PWは更新されています。(たぶん予想通り)