（前半）
昨年の甲子園ボウルの覇者、立命館大との対戦です。前日の雨はあがりましたが風が強く吹いています。王子スタジアムはキッチンカーや屋台もあり、さながらフェスティバルのようです。
立命館大がレシーブですが、最初のドライブを3&アウトに抑えました。DB#25仲北君ナイスタックル。4thダウン8ヤードくらい残っていますので、ほとんどゲインさせていません。立命館はパントで攻撃権を放棄します。さあ、注目の京大の最初の攻撃ドライブ。まずはパスですが不成功。次はRB#3前川君のランで2ヤードほどゲイン。次のプレーはパスですがインターセプトされてしまいました。ドンピシャで張っていました。ゴール前までリターンされます。ゴール前1ヤード付近での攻防は見ごたえがありましたが3rdダウン1で中央を押し切られてしまいます。PATも成功し立命館大に0-7と先制されます。
立命館大はディレイオブゲームの反則で5ヤード下がってから蹴ります。#7阿部君がナイスリターン！ 期待の京大2回目の攻撃ドライブも、まさかのインターセプト発生。またもゴール前の攻防になります。しかし、京大ディフェンスは頑張り、相手を少しずつロスさせゴール前7ヤードまで戻しました。DB#9中尾君のタックルが素晴らしかった。ここはTDではなくFGで留めました。まだ序盤ですが２つのターンオーバーで0－10と苦しいゲーム展開になりました。
京大、3回目の攻撃ドライブ。スナップミスが発生し、ボールが後ろに逸れます。QB#18浦田君はなんとかボールを確保し、投げ捨てて難を逃れますが、どうも攻撃のリズムがうまく揃いません。それほど立命館大のディフェンスのプレッシャーが強いということなのかもしれませんが。パントで京大が攻撃権を放棄して陣地を戻しますが、立命館大のRBは一発TDランであっという間に相手に得点が入ります。１Qは0-17と京大は翻弄されました。
京大4回目の攻撃ドライブ。今度こそは！ RB#3前川君、9ヤードのゲイン。さらにランで京大の初めて1stダウンを更新。
2Q、フレッシュを取った後にフォルススタートの反則。落ち着いていきましょう。5ヤードの罰退は痛かったのですがTE#86丸山君にパスが決まって再びフレッシュ。相手陣に入ってきましたか。QB#18浦田君のキーププレーも光ります。しかし、立命館大も走力のあるQBということはわかっています。レッドゾーン近くまで来ましたが、相手もプレッシャーも相当なものです。パスターゲットWR#19辻君にTDパスが投じられましたが相手のパスインタフェアの反則いやディフェンスのホールディングのようです。オートマチック1stダウンになり再びチャンス到来。TE#89植野君にスクリーンパスが決まり、駆け上がります。パイロンが倒れTDかと思われましたが少し届かず。しかし残り2ヤード。最後はQB#18浦田君からのトスを受けたRB#3前川君が走り込みTD！ いいプレーでした。前川君はベンチに戻りますが皆からセレブレーションを受けています。PATも決まりました。SN#44上井君、H#4札埜君そしてK#33宮出君も安定しています。7点を返して7-17。
京大のキックは転がしてきました。しかし、立命館大は慌てずにリターンします。このドライブも京大陣深くまで入ってきました。2minutesタイムアウトで一旦時計が止まった後、立命館大はTDパスを成功させてさらに7点追加し前半終了。7-24で折り返します。
（後半）
後半は京大がレシーブ。#7阿部君がリターン。後半最初のドライブはRB#3前川君のラン。これは相手に読まれていました。それにしても立命館ディフェンスのプレッシャーは強いです。QBサックを受けファンブルしますが、ここは京大がリカバー。パントで攻撃権放棄ですが相手陣までボールを戻すことができませんでした。立命館大はレッドゾーンまで来ました。TDパスが投げられましたが、ここは阻止しました。ここでターンオーバー発生。よくわからなかったのですが、DB#12柏原君、#27山下君が喜んでいます。山下君がパスカットしたボールを柏原君が捕ったようです。京大は自陣5ヤード付近からの攻撃開始。しかし攻撃は続きません。QBサックを受けてあわやセイフティになりそうでした。4thダウンになりパントで攻撃権放棄。立命館大のリターナーも粘っこいです。なかなか倒れません。立命館大は京大陣31ヤード付近からの攻撃。ここで立命館大RB#22の選手が華麗なカットバックで京大ディフェンスを次々かわしながらエンドゾーンまで走り込みました。さらに点差が広がり7-31になりました。
3Q残り5分44秒。京大の攻撃はQB#18浦田君からTE#89植野君にパスが決まり5ヤードほどゲイン。さらにRB#3前川君がボールキャリーしフレッシュを取ります。2回生RB#15芳賀君も出ています。このドライブも攻撃が続きません。パントしますが相手のビッグリターン。70ヤードは走ったでしょうか。レッドゾーンからの立命館の攻撃はゴリゴリ進まれてTD。さらに点差が広がりました。7-38。
最終Qになりました。このままでは終わりたくありません。立命館大は時間をかけて攻めてきますがDB#27山下君やLB#54石田君がナイスプレー。相手をパントに追いやります。ここで立命館大はナイスパント。タッチバックになる寸前で止めて京大は自陣2ヤード付近の窮屈なところからの攻撃。WR#19辻君にロングパスが投げられます。惜しい。もう少しでしたがパス不成功。QB#18浦田君がキープ2回でフレッシュを取りました。これで窮屈な場所から脱しました。ボールオンは自陣16ヤード付近。まだまだエンドゾーンは遠いです。WR#81浅川君にパスが決まり、リズムが良くなってきました。TE#89植野君にスクリーンパスが通りフレッシュ。WR#83中村耕太郎君にパスが決まり、RB#15芳賀君がスルスルと抜けて一気にロングゲイン。残り15ヤードくらい。そして仕上げはTE#89植野君へのTDパス。このドライブは98ヤードを完成させました。本当に気持ちの良いものでした。PATも決まり7点を返して14-38。試合残り時間3分23秒。
K#25仲北君はオンサイドキックを蹴りますが、立命館大は落ち着いて処理しました。京大ディフェンスは粘ります。2minutesタイムアウトで一旦時計が止まった後、立命館大を4thダウンに追い込みます。これもナイスパント。
残り時間1分38秒で京大の攻撃。もう時間が残り少ないのでパスをどんどん投げてきますが、エンドゾーン内でQBサックを受けセイフティになりました。立命館大に2点が入り、しかも京大がキックで試合が再開するので踏んだり蹴ったりです。
立命館大の攻撃、相手QBのパスを京大DB#7阿部君がインターセプト。ターンオーバーです。しかし時間は残されていません。3本のパスは失敗。4thダウンになりましたが京大は当然ギャンブル。ああ、ここでQBサックを受けてしまいました。攻守交代後、最後の立命館大のパスはDB#27山下君がインターセプトしましたが時計がゼロになって試合終了。14－40と大差がついてしまいました。
やはり１Qの2つのインターセプトは痛かったと思います。しかし、京大は夏にかけて大きく成長するチームです。秋の試合を期待しています。
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１Q |
２Q |
３Q |
４Q |
計 |
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京都大学 |
0 | 7 |
0 |
7 |
14 |
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立命館大学 |
17 |
7 |
14 |
2 |
40 |